2009年05月19日

エビフライ

うっとうしい長い前髪を、編み込みにして中学に通い始めた梅子ですが、毎朝いやいや編ませているのがミエミエ。
そんな梅子にこっちはやいやいうるさく言って、無理矢理編み込みます。
しかし敵もさるもの。
わざとギリギリまで仕度を遅らせ、「間に合わないからー!」とそのまま逃走ダッシュ(走り出すさま)ダッシュ(走り出すさま)ダッシュ(走り出すさま)
って、待ちやがれ〜〜〜手(グー) こんにゃろめ、猪口才な真似しやがって!(怒)

あ、あわわわ…ごきげんよう!ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)(唐突)


ま、そんなある日、梅子が学校で友達の誘いを受けて帰ってきました。
「今度の日曜日、みんなで後楽園に遊びに行かない?」

頃は4月中旬、入学して10日余り。
言葉を交わすようになった友達と親密度を増す絶好の機会ですね♪

「家に帰って訊いてみる」

即答は避けて帰宅したものの、もちろん行きたくてたまらないことは明々白々。

「行っていい?」

うーん、遊ぶのは大変結構ですけど、どうして遊園地?
子ども達だけで遊ぶんでしょ?
お金を使って楽しみを買うような企画はなんだかなぁ。。。
(豊島園を許したのは別の目的があったからだもんねー。←おいおい)
特にムッシュはそういうことにいい顔をしないのです。

それがわかっているからこそ、梅子もおずおずとお伺いを立てています。
遊園地ねえ…お弁当持ってハイキングとかさぁ、ボール1個持って公園で走り回るんだっていいんじゃないの?だめなの?

でもまあ、梅子ひとりが「公園にいこ!」と主張したところで同意されないでしょう。
せっかくこのタイミングでそういう誘いを受けたなら、まあ行かせてやってもいいか。

「パパはなんて言ってた?」
『友達と遊ぶのはいいけど、遊園地は感心しない。賛成できない』って・・・」
「やっぱりねー。ママもパパの考えと基本的には同じよ。でも今回はちょっと特別だから
 別にいいかなとも思ってる。あとはパパを説得しなさい。自分でね」

「・・・・」


あーあ、書いていてなんだこりゃの対応ですね、親として。
親の勝手な判断による「ちょっと特別」。そんな例外なんていつでも作れる。
しかも最後はムッシュに責任の押しつけ。(苦笑)


問題の週末、私は例の同窓会出席のため、ひとりで実家に行く予定が入ってました。

「梅子がひとりでパパとお話しするの?」
「できないの?」
「ん・・・ パパ、こわいんだもん。。。
たらーっ(汗)

あっはー!
どう考えたってひそそかのほうがムッシュよりもずっと怖いと思いますけど?
だけど梅子の苦手意識はなんとなくわかります。
ムッシュはめっぽう穏やかで、私のようにやたらと怒ったりしない。普段は梅子にメロメロだし。
けれど「これはいい、これはダメ!」と、自分の価値基準に基づいた判断で
キチッと梅子を従わせるのです。
方針があるようなフリをしてその実ファジーな私なんかよりもずっと手ごわい。
無駄なお喋りは得意な梅子ですが、ムッシュを説得だなんて到底無理無理。

「じゃあさ、ママからパパにちょっと口添えしてあげようか?」

「えっ、ホントー?」
「うん、『梅子を行かせてあげましょうよ』って説得してあげる。その代わり交換条件があるんだけど」

「な…なぁに?」
「毎朝文句を言わずにさっさと髪を編ませること」
「なーんだ!それくらいのことでみんなと後楽園に行けるんだったら約束するする〜〜〜
グッド(上向き矢印)
「卒業まで6年間毎日だからね!いい?」
「かんたんかんたーん
るんるん おやすいご用ハートたち(複数ハート)

あの… 舞い上がりすぎていて却って不安なんだけど。(汗)


さて、それじゃムッシュを口説きますかね。メールメール。

「せっかくだから梅子を行かせてやってもいいと私は思うんだけど、どう?」

強硬に反対された場合の次の口説き文句で頭の中をいっぱいにしながら、まずは軽くジャブ。


パフパフパフパフ〜演劇(着信音)

おっ、返信だ!(身構え)

「うん、いいんじゃない揺れるハート

かくっっっ! なんつうファジーっぷり!!! わたしまけましたわ ふらふら
きっと自分ひとりが憎まれ役になるのを避けたかったんだと思う。
卑怯者〜(自分のことは棚上げ)

というわけで、梅子はめでたくお友達と楽しい一日を過ごし、翌月曜日からおとなしく髪を編ませるようになったわけですが。。。

数日後。

「ママ、梅子やっぱり編み込みは・・・」
「(ピキピキピキッ)約束したでしょっっ!!」
「だって〜〜〜〜 学校で“エビフライ”って言われるんだもん〜〜〜(泣)」
「は?」
「梅子の頭がエビフライだってみんながーーーーーうわーん
あせあせ(飛び散る汗)

エ、エビフライ???

えびふりゃー.jpg ←これのこと?

ぶぁーっはっはっは! だーっはっはっはっはっは!!!


三つ編みの最後をゴムでくくるでしょ?その先っぽが確かにエビフライの尻尾そっくり〜〜〜

「う、うまい!似てる〜 げらげら」
「ママーっ!」
「さ、さすが中学生だわ〜。エビフライだってー ひーばんばん!」
「もーっ!感心してる場合じゃないよっ
むかっ(怒り) 梅子すんごくイヤなんだからーーーー!!」

毎朝学校に行くと
「わー、梅ちゃんのエビフライ、今日は尻尾が大きいねーるんるんとか
「今日のエビフライは衣がはみ出してるねー(編み込みから毛が飛び出している)」とか
ウリウリといじられるのだそう。
いいじゃんかー。それだけ親密度が増してるってことで黒ハート(笑)

けれど
「このままだとあだ名が“エビフライ”になるよーう!そんなのいや・・・
もうやだ〜(悲しい顔)

すっかり萎れている姿がちょっと不憫に思えてしまいました。
んー、しかしどうするよ?この髪の毛。
頭にエビフライ載っけてるなんて、それはそれでオシャレだとママは思うけどなぁ〜

ボコ!パンチ

はいはい、わかったよもー。
翌日がっちり留められそうな髪留めを買ってきましたよ。

「じゃあ今日からこれでキチンと留めて行くのよ」

「わーい、ありがとーわーい(嬉しい顔)

やれやれ。どこまでファジーなんだ?>私


後日談へと続く・・・
posted by ひそそか at 14:34| 東京 曇り| Comment(10) | TrackBack(0) | 梅子ったら! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
わ、おいしそうなえびフライ、上手に揚ってるね、ひそちゃんちの晩御飯ですか。

遊園地かー、ヘタに登山とか言い出されるよりはいいかも。梅子さん、パパに伺い立てるのコワイですか?まあ、パパなんてチョロイ、なんか言われても無視!無視〜!なんて子よりいいと思いますよ〜。

編みこみでカブトガニと言われないだけましでしよ。私言われたことありますよ。
Posted by 青グリン at 2009年05月19日 22:39
>エビフライ
>カブトガニ
今後、編みこみした人が電車やバスでそばに立たないことを祈ります。絶対思い出し笑いしちゃうもの。
Posted by Luna at 2009年05月20日 08:13
●青グリンちゃん
>ひそちゃんちの晩御飯
残念ながら違うの。そのへんで探して拾ってきました。全長20cmの特大えびふりゃーですよ。5尾1000円で、どや?!
うちは昨夜ハヤシライスですた。ムッシュが遅くに卓球から帰ってきても温めるだけで済むっちゅーのが火曜日の定番メニューでし!

>編みこみでカブトガニ
カ、カブトガニー!!ひーばんばんっ。
どんな編み込みしてたんだよう?弁髪みたいなヘアスタイルけ?
今度梅子の頭をカブトガニにしてやってくだサイ!
Posted by ひそそか at 2009年05月20日 08:26
●Lunaさん
>電車やバス
青グリンちゃんと梅子の間に挟んであげますね♪
Lunaさんも思い出し笑いしているバヤイではないですわ。カブトガニとエビフライに対抗できる髪型にしなくては!ウミウシになって海洋シスターズを結成しましょう。
Posted by ひそそか at 2009年05月20日 08:32
>エビフライ
女子中生らしいあだ名センス、好きです。名古屋なら「えびふりゃあ」になるのでしょうか。

まだ仲良くなりたてだから遊園地とかの媒体があったほうが取っ付きやすいかもしれませんよー。お互いのことが分かったらおうちや広場で(安く)遊べるようになると思います。遊園地はそのための先行投資ですね! 続報待ってまーす。
Posted by ひより at 2009年05月20日 15:57
●ひよちゃん
>名古屋なら「えびふりゃあ」
エビフライよりもぐっと可愛い響きですね!いいかも。えびふりゃあならアリって気がしてきました♪

>あだ名
クラスに「ボス」と呼ばれている子がいて、どんな迫力のある子かと思っていたら、あだ名とは似ても似つかぬかあいらしいお嬢さんでした。も、おばちゃんにゃあ最近のわきゃあ子のセンスは、りきゃあできにゃあでかなんわ。
ひよ子ちゃんは何かあだ名をもらいましたか?

>遊園地とかの媒体があったほうが取っ付きやすい
なるほどねー。確かにさほど親しくもなっていない友達と、ボール1個で広場に放り出されても困るわね。(笑)
Posted by ひそそか at 2009年05月20日 17:13
>どんな編み込みしてたんだよう?
ま、前髪はおろしてて、両サイドをこめかみから耳の後ろまで編みこんで、首のところで合流した両サイドの編みこみを、後ろ一本編みにして小さいリボンっちゅゅゅゅゅー、おとなしい感じの、イイ感じの編みこみですたのに・・・。オロロン。
Posted by 青グリン at 2009年05月20日 19:45
●青グリンちゃん
>両サイドをこめかみから耳の後ろまで編みこんで、首のところで合流した両サイドの編みこみを、後ろ一本編み
想像通りですた。まさしくカブトガニ!!
それにしても随分と凝りまくったヘアスタイルですね。時間掛かったでしょ?早起きして頑張ったのけ?若い頃ってそういう妙なエネルギーがありましたね〜。
前に「小さいリボンが流行った」って言ってたね。流行のリボンをつけたキュートなカブトガニやんけ。オロロン♪

私は女子高生時代ロングヘアの両サイドだけ編み込んで、ふたつの尻尾を垂らした髪の裏側でひとつにくくるスタイルが定番でした。卒業後の同窓会で「10年前と同じ髪型ー!」と笑われ、さらにその10数年後には梅子が同じ髪型にしていました。
Posted by ひそそか at 2009年05月21日 08:46
>自分の価値基準に基づいた判断

分かります分かります。うちもそうです。あまりのガンコさに時々首をしめたくなるほどです。

ところで私、昔から編みこみってできなかったんですよう。学校で何度教えてもらっても、うちに帰るとできなかったのー。

>両サイドをこめかみから耳の後ろまで編みこんで、首のところで合流した両サイドの編みこみを、後ろ一本編みにして小さいリボン

これこれ! まさにやってみたかった憧れのスタイル! 今度会ったときぜひやって下さいっ。30年越しの執念のカブトガニでし。

>りきゃあできにゃあでかなんわ。
そんなにゃあにゃあ言っとってかんわ。そんなも「分からんでかんわー」でええが。
Posted by にんじん at 2009年05月21日 23:59
●にんじんさん
>あまりのガンコさに時々首をしめたくなる
わはは!
「こっそり玄関で靴蹴っ飛ばす」からずいぶんと過激な進化を遂げましたね。…って、にんじんさんがそういうことするって想像できないんですけど!
しかし「自分の価値基準」を「自分の」と自覚してりゃまだ可愛いものを、いつの間にやら「普遍的な基準」にすり替えやがるから腹が立つのです。「オマエは世界のルールかー?!」と首をしめたくなります。ごわっ・・・!

>今度会ったときぜひやって下さいっ。30年越しの執念のカブトガニ
了解。次回オフ会の際にはワタクシのリボンコレクションから選りすぐりってお持ちします。カブトガニでもえびふりゃーでもお任せ下さい。ちなみに私の女子高生時代の髪型にすると、頭頂部に鮮やかなベンツマークが浮かび上がります♪

>そんなも「分からんでかんわー」でええが
さすが正調名古屋弁。「わからんでかんわ」が回文に見えてかんわ。
Posted by ひそそか at 2009年05月22日 09:46
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