2009年05月11日

バッハで踊ろう

GWの恒例行事、ラフォルジュルネ(LFJ)に今年も行ってきました。

例年「いっけなーい、そろそろチケット取らなくちゃ!」と気づいたときには
人気プログラムがほとんどSOLD OUTになっているという出遅れ常習犯の私たち。
今年はちょっと違いましたよ。

「梅子〜、今年も行くならこれやるよ」
2月の末に小学校の音楽の先生が梅子に音楽雑誌を下さったのです。
ちなみに今年のテーマはバッハ。

スケボバッハ.gif←画像をクリック♪

ソムリエ(LFJのナビゲーター)たちの対談を舐めるように読み、
全382公演の中からチケットをゲットすべき演目を物色します。

「メジャーだけどブランデンブルクは外せない気がする」
「無伴奏チェロも一応抑えておきたいよね」
「ゴルトベルクもいい演奏家が揃ってんじゃない?」
「マタイは梅子にはちょっと重いかなぁ」
「梅子は鼻から牛乳がいいー!」

平均律クラヴィアータ曲集も、パルティータもカンタータも・・・と
あちこち目移りしながら、しかし中でもT.ヴァシリエヴァの無伴奏チェロに勅使河原三郎がダンスで絡むという異ジャンルコラボに激しくそそられました。
おし、第一希望はこれにけってーい!絶対チケット取るぞーう。

発売初日、3台のPCと3台の携帯電話と家の電話で鼻息荒くスタンバり、しつこくしつこくアクセスしたんですけどね・・・結果は惨敗。
ようよう繋がったときには既にSOLD OUTってー!(泣)
それじゃってんで確保しようとしたブランデンブルクもあっという間に売り切れ。
しゅーん。
これじゃいつもの年とあんまり変わりませんがな。

ま、それでも気を取り直して3公演のチケットを取りました。

当日。
午前中はロシアの4人組、テレム・カルテットによるバッハ作品の編曲特集です。
彼らが演奏する楽器はバヤン、ソプラノ・ドムラ、アルト・ドムラ、バス・バラライカ・・・って、なにそれ?
うん、バラライカなら聞いたことあるわ。ゆきーのしらかばなーみきー♪

発売初日の早い時間に予約した甲斐あって席は9列目ど真ん中。←LFJ参加以来の快挙〜!
いかにもロシアっぽいおじさんたちがステージに登場した途端、5000人収容のホールがざわめきました。
一辺が1mはあろうかという三角形の、うーん、ちょうどコントラバスみたいな楽器。
これがバス・バラライカの正体です。
バヤンってのがボタンがいっぱいくっついたアコーディオンみたいなので、
ドムラはそう、ちょうどマンドリンが一番近いでしょうか。奏法も音色も。
これらの楽器でバッハを?いやが上にも高まる期待、ちょびっと不安。(笑)

ちゃらり〜ん♪ はなからぎゅうにゅ〜う♪ のメロディーが響きだした途端、聴衆の顔が一斉にほころんだのが目に見えたような。
なんというか、バッハであってバッハでない。バッハじゃないけど、やっぱりバッハ。
スピード感があって、とってもリズミカルで、そしてなんだかスリリング。
「踊り出したくなるようなバッハをどうぞ」という謳い文句そのまま♪
テレムのおっちゃんたちも、頭を振り、足を踏みならし、もうノリノリですわよっ。

聴いているほうも思わずニコニコしてしまい、あっちでもこっちでも頭が揺れています。
ずいぶんアレンジしてあるけど「キワモノ」と言わせないだけのテクニックがすごい。

まあ、よかったらちょっとご覧あそばしてよ、みなさま。




寡聞にして彼らのことを知らなかったのですが、一部でかなりの人気を誇っているグループのようです。4人のキャラがまたよく立っていて、私は勝手にラファエロ、ジュゼッペ爺さん、KGBと命名しました。
ひとり思いつかなかったので、ここで募集します。(笑)

欲を言えば、彼らの演奏はばかでかいコンサートホールじゃなくて居酒屋で聴いてみたい。
お酒を片手に、演奏の合間に「うぉーい!」とか合いの手を入れながら
興が乗ったら踊り出したりもしながら、身体中で楽しみたい。そんなバッハでした。


長くなっちゃったので、後編へと続く。
posted by ひそそか at 12:53| 東京 霧| Comment(19) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この記事、出たりひっこんだりしてたでしょ?
投稿してもすぐに消えてしまうので、なにかヤバイこと書いてSeesaaから強制削除されてるのかと思いました。
どこ?どこがいけないのさー???

3回くらい再投稿を繰り返したところで、なぜか記事有効期限指定で投稿していたことが判明。
私はそんなとこいじってないのにー。勝手な真似すんじゃないわよっっ>Seesaa

ご不審に思われた方、失礼いたしました。イケナイことなんてなーんにも書いてませんから、どうぞご安心くだサイッ。
Posted by ひそそか at 2009年05月11日 16:12
えーっと、ラファエロはアコーディオン、小さいマンドリンがジュゼッペ爺さん、大きなバラライカがKGB?

もう一人のマンドリンの人は、そうですね…
Mr.ダーシー

楽しそうなライヴですね。
こういうの好きです。
Posted by Luna at 2009年05月12日 08:29
●Lunaさん
当たりです。(笑)
アコーディオンの人、厳密に言うとラファエロじゃなくて“ラファエロの描く聖母”のイメージだったのですけど。
大口開けて楽しそうに笑いながら身体をごぃんごぃん揺すってアコーディオンを弾くマリアなんて見たこともきいたこともないですか?ないですね。失礼しました…

>Mr.ダーシー
「プライドと偏見」を見ていないのでググりました。(ホントに便利だわ)
おおー、そうそう。こんな感じー!
画像ではMr.ダーシーは深刻そうな顔をしていますけど、マンドリンのダーシーは無茶苦茶陽気でした♪

あのう・・・記事に戻ってバヤンとドムラ(という楽器名)を確認するのが面倒だったんスね?
Posted by ひそそか at 2009年05月12日 13:29
↑記事に戻ってバヤンとドムラ(という楽器名)を確認するのが面倒だった

当たりです(笑)
Posted by Luna at 2009年05月12日 19:00
●Lunaさん
ぶはは。潔くお認めになりましたね。大変すがすがしいです。

Lunaさんに突っ込むにあたり、「いや、だからアコーディオンじゃなくって…んあ?」と自分の記事で確認したのですけど、面倒だな〜と思いながらやったものですから。(笑)
Posted by ひそそか at 2009年05月12日 22:00
いいですね。ロシアの楽器の奏でる調子、楽しくて、でも哀愁もあって好きになりました。
おお、動画見たらジミー・ペイジとも共演したてるのかな?

もう一人の呼び名・・・。KGBがいるから「ラーゲリ」どうでしょうか。
Posted by 青グリン at 2009年05月12日 23:11
●青グリンちゃん
>ジミー・ペイジとも共演したてるのかな?
はぅ?ヴァイオリンを弾いている恰幅のいいおばちゃんがジミー・ペイジ?と思ったけど、あったあった!ありましたね、ジミーと一緒に嬉しそうに写っている写真が。共演したのかな?
ミュージシャンだけでなく、ロシアのバレエ団の美人プリマともコラボしたてたるようでし。
グリンちゃんも好きになってくれて嬉しいです。彼ら、速い曲を弾かせたらもう、超絶技巧でんがな。
動画にあるような古城を背にしたタンポポの野原とか、焚き火の周り。そんなところでテレムの演奏を聴いてみたいわ〜。

>もう一人の呼び名・・・「ラーゲリ」
誰やねん「ラーゲリ」。
ググってみたけど「ソ連の強制収容所」としか教えてくれんよ。シベリアは寒いからキライでし、キッ!
Posted by ひそそか at 2009年05月12日 23:52
いや、最近ラーゲリ帰りの人の文章ののった本読んだとこだったので、KGBとか出てきたらそれが思い浮かんだのよ。
でも、あんまりなあだ名よね。
これの速い速い曲で、原っぱで輪になって踊りたいね。
Posted by 青グリン at 2009年05月13日 00:58
>アコーディオンじゃなくって…んあ?

でしょ?
覚えられなかったでしょ?
Posted by Luna at 2009年05月13日 07:47
●青グリンちゃん
やっぱり強制収容所のことだったのかー。

>でも、あんまりなあだ名よね。
うん。(笑)
だって人の名前じゃないし〜。でも「あんまりな」といえばKGBもちょっと気の毒ですわね。
女子高生あたりに命名させたら、もっともっと「あまりにもあんまりな」呼び方を考えてくれそうです。「あんまりな」度数で若さが測定できそうですね。

>速い速い曲で、原っぱで輪になって踊りたい
最近ちょっと運動不足気味(Wiiサボり中)で、足腰が弱ってきてる予感。。。
おし!軽やかにステップ踏んでくるくる踊るために若返りトレーニングじゃ。まずは「あんまり」度数の高いあだ名を考案することからじゃ!!
Posted by ひそそか at 2009年05月13日 09:50
●Lunaさん
>覚えられなかったでしょ?
あい、最近は耳慣れない言葉は右から左へすーっと流れていきます。(涙)
こうなったら語呂合わせで覚えましょう。
バヤン→婆やん
ドムラ→怒村
ATOKが勝手に妙な変換をしてくれました。村中が怒りまくっていますわ。婆やんったらいったいどんな悪さをしたのでしょうか。ああ、ワルい婆やんに憧れます。キキキキキッ♪と笑いながら悪行の限りを尽くす不良婆やんになってみたいです!
Posted by ひそそか at 2009年05月13日 09:56
バラライカさんは「小熊のミーシャ@エロイカより愛を込めて」だと思いました。(漫画、知ってます?)

私はロシア人男性は三分の一くらいは「イワン」だと思ってますので、いつかなかったらとりあえずイワンと呼びます。
Posted by きんぎょ at 2009年05月13日 21:59
>小熊のミーシャ
そうそう!
この名前が出てこなかったんですよ。絵は浮かんだんですが。漫画のタイトルも出てきやしない。
もう大人になってから読んだ漫画だからかな?

イワンにはどうしてもあと3文字つけ加えたくなります。ごめんね、イワン。
Posted by Luna at 2009年05月14日 08:02
●きんぎょさん
>「小熊のミーシャ@エロイカより愛を込めて」
知っていることは知っているのですが、あのサイボーグっぽいような不思議なデッサンが苦手で、ちゃんと読んだことがないの〜。
人気漫画ですよね。ブック才フで立ち読みしちゃおうかな。ミーシャ、気になるよう!(画像検索で探し当てられなかった…)

>ロシア人男性は三分の一くらいは「イワン」だ
だははは。同感同感。日本人で言えば全男性の三分の一もいるのは太郎くらいなもので。
確かに4人も男性がいたら「イワン」がいないわけないですね。きんきんたら鋭いとこついてるわ!ドムラの彼は「イワン」に間違いないでしょう。4人の中で一番「イワン」ぽい顔してるし、けってーい。
Posted by ひそそか at 2009年05月14日 11:23
●Lunaさん
>もう大人になってから読んだ漫画だからかな
なるほど、昔のことはよく憶えているのに最近のことは思い出せないの法則ですね。(笑)
エロイカのミーシャもKGBなんですね。早く確かめたい…いてもたってもいられなくなってきました。ソワソワ。

>イワンにはどうしてもあと3文字
あはは。文豪トルストイもひどい題名をつけるもんだと思ったら、原題は『イワンのばかとその二人の兄、軍人のセミョーンとたいこ腹のタラスと、口のきけない妹マラーニャと大悪魔と三匹の小悪魔の話』というやたらと説明的な長ったらしいタイトルだったようで。「ばか」=「愚直」の意味なんですね。
Google翻訳された「ロシア人の名前」というページを見たら、「イワンひどい」という名前を見つけました。どうやらイワン雷帝のことらしいです。(笑)
Posted by ひそそか at 2009年05月14日 11:39
ひそ様のささやきと全く同じことを考えていました。(さすが同世代、やることは同じです)
残念ながらゴツイ感じの♂でした。未だに「ミーシャ」と呼ばれています。決して「みーしゃん」「みーちゃん」ではありません。
Posted by ぐるぐる at 2009年05月14日 11:47
●ぐるぐるさん
あ、今いっしょにいますね?(笑)
>ささやきと全く同じこと
うは、ごっついミーシャいいですね〜。高校時代もミーシャ、おっさんになってもミーシャ。
女優の長山藍子さんが結婚されたときに、お互いに「アーニャ」「ターニャ」と呼び合っているというようなエピソードを披露されたのが印象に残っています。
ぐるぐるさんのこともロシア風に「グルトフスキー」とか呼んでみようかしら。(笑)
Posted by ヒソソカヤ at 2009年05月14日 11:58
テレム・カルテット、楽しいですね!

>エロイカ

中学〜高校にかけて随分はまりましたさ。ひそそかさんに第1巻から貸してあげたいところなのですが、実家の母に全部処分されてしまいました(涙)。
Posted by ニンジンスキー at 2009年05月17日 01:59
●ニンジンスキーさん
イッパツで変換できたのでたまげました。「にんじん好きー」と出るかと予想していたのに。

エロイカはお母様にやられてしまいましたか。残念!確か「ガラスの仮面」は無事生き残ったんですよね?そのあたりの線引きはどうなっていたのか、是非お母様を問い詰めてみたいところです。
Posted by ヒソソカフスキー at 2009年05月18日 00:06
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