2009年10月16日

ペン屋の上のきんぎょ

「今さぁ、銀座一丁目から京橋に向かってるとこ!」
カブの携帯に連絡を入れたら
「今、ご飯食べ終わったとこ〜」
だって。早っ!まだ12時をちょっと回ったばかりじゃん。

そう、今日はきんぎょさんが新幹線で上京されるとのことで
在京マダム一同、一丸となって迎え撃ったのでした。
ちょっとしたアクシデントにより遅刻した私は和定食を食べ損ない、
万年筆屋さんの2階でサンドイッチをパクつくことに。

東京組ランチの部は、にんにんぴぐちゃんミニーカブ、そして
鮮やかなハロウィンカラーのノースリーブ(今日は暑かったのよ)を着こなしたきんきんは
「明日東京行くのに何着て行ったらいいかな」(←原語は関西弁)
とナミヘーさんと相談し合ったんだって。
「で、すごい水色のスカートを穿こうかと思ったんだけど…」
「きんきんの“すごい水色”って、ほんとにスゴそー!」と、すかさずカブ。失礼な!(笑)
「そー。ナミヘーに『いくらなんでもそれは…』と言われて、やっぱり黒かなーと」

で、スカートを「やっぱり黒」にしても、セーターは「やっぱりオレンジ!」だしっ。
鮮やかなビタミンカラーがとってもよく似合ってましたよ♪
「ダメじゃん、キラッキラの靴履いて来なきゃ」って、みんなから突っ込みが入ってたけど。

明日はお休みなのにお昼前に帰り着きたいというきんきんに、
「えー、休みなら急いで帰ることないじゃない」
「ほんと、もっとゆっくりしていけばいいのにー」
「ナミヘーさんも呼んじゃいなよ〜」

「うーん、実は明日は私たちの10年目の記念日で揺れるハート

「えーーーー!!じゃあますますナミヘーさん呼ばなきゃ!」

「そーそー、節目の記念はもうみんなでメッチャクチャにお祝いしたげるからー!」

「そーそーそー、メッチャクチャにーーー!!!」

さすがのきんきんも若干怖れをなしたもよう。

「うん…でも明日ケーブルテレビがウチに来るから・・・
たらーっ(汗)

「きゃー!取材?」
「すごーい、ナミヘーきんきんの結婚記念日の?」

とまあそういうわけで、ナミヘーさん&きんぎょちゃん、10周年おめでとう!ハートたち(複数ハート)
プレゼントはなーに?とか本当は取材したかったんだけど、そのあと話があらぬ方向にとんでしまって忘れちゃったわ。「東京が難しけりゃ箱根で集合しようよ」とか「そういやアノひとたちも箱根に行ってたよねー」とか「バースディケーキお持ち帰りしてたよねー」とかとかとか・・・(笑)
ナミきん夫妻周年行事の詳細は、長屋で待ってるからねっ!

ぴぐちゃんが「最近ウチでも金魚を飼いはじめて」と、実に場に適った話題を提供すると
あの、昔ながらのガラスの金魚鉢の形態は万国共通である!ときんきん。
タイタニックにも出てきたし、なんちゃらという映画ではかんちゃらという俳優が抱えて歩いていたし(←詳細忘れた)・・・うーん、さすが映画マニア、小ネタの女王の風格です。
「イタリアでは窓際に金魚鉢を置くと動物虐待の罪で罰せられる」という豆知識を披露したのはにんじんさんだったかしら?それともミニー?(忘れすぎ>自分)
「あのホラ、虫眼鏡と同じで、太陽光線が金魚に集まっちゃってジュ〜ッと」
「それくらいよけろやー!」

金魚は飼っている容器のサイズに合わせて大きくなるとか、
ぴぐ夫さんが毎日金魚に話しかけているとか、
そもそもきんきんはどうしてHNを「きんぎょ」にしたのかだとか、
きんぎょオフ会にふさわしい話題が飛び交う中、「あっ、そろそろ時間!」
そうじゃん、きんきんはこれから仕事じゃん。楽しすぎて忘れてたよー。

お店を出て本来の目的地へと向かうきんきんをみんなで見送り、
駅前で「歩いて帰る〜」というミニー(←ちゃんとお遍路スニーカー)にさよならして電車組4人が東京駅への地下道を入ろうとすると、見るからにその筋のおじさま方数人が地下道入り口付近を塞いでいます。

「誰か待ってるのかな」
「どーする?」
「ちょっと怖いかも」
つつつ・・と移動する4人。
「こっちの入り口から行く?」
「でも、あっちからどんな人が出てくるか見たいー」

「じゃあ、こっちから入って、あっちから出てみよう!」

「なんでーーー!!!!」
「『じゃあ』って、『じゃあ』って、なにがー!!」
「また出てくる意味がわかりませーん!」

3人にぼろくそに言われました。

「食べ物みたい!食べ物ってきっとそう思ってるんだよ。人間の口から入って、出てみようって」


そ、そうなの???>カブ

********************************

帰り道にね・・・
posted by ひそそか at 23:40| 東京 晴れ| Comment(49) | TrackBack(0) | 友達 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月03日

恫喝

梅子の学校閉鎖が無事明けて、オークション秋冬出品も一段落、
さて、来週からはアヤシイ主婦バイトだわっ!と腕まくりしているワタクシに
とんだ災いがふりかかりました!!

ええもう、青グリンちゃんとこのコメント欄でさんざんいたぶられてましてよ。
恥ずかしい過去を晒されたらどうしようどうしようと不安で不安で
夜な夜な眠れぬ夜を過ごしています。ぐーぐー眠い(睡眠)(繰り返し連発)

そしたら!
アキラ君が素晴らしいアイデアを私に授けてくれました。

(秘策詳細は手帳コメ欄へGO!)


このアクマ〜〜〜!!! ステキ♪

さて、では御指南に従って恫喝とやらをしてみましょうか。でもどうやって?
と悩んでいたら、飛んで火に入る夏の虫。
オークションアラートがカブ子の出品を知らせてくれました。

ちょっと〜〜〜 なにこれ?!
詳しく書くと検索でヒットしてしまうから書けないんだけどね、こんな商品説明見たことないよ!ってなフレーズが満載。
オークションページで声を出して大笑いしたなんて初めての体験です。

ウエストゴムのスカートの画像説明に「太っても安心」とひとこと。
うちのこのお洋服は「子供服オタクの姉からのプレゼント」だって。
おいこらー、誰がオタクやねん?「子供服マニア」程度にしておけや!
ベビー服の出品は「こういう形を何と呼ぶのかもう忘れた」
変わったデザインのワンピースには「貴女なら着こなせる!」

実際はもっともっとオモロイのよ〜〜〜。
ああもう、ホントにここに書けないのがもどかしくてしかたありません。

青グリンちゃん!
ソフトの実況中継公開オフ会を今すぐ取りやめないと、カブのオークション晒すぞ!!
カブの恨みを買ったらどんな悪さをされるか、私のあずかり知るところではありませんからねっ。
(恨まれてなくったって悪さされるんだから・・・泣)

ああ、それにしても晒したい晒したい。
見てみたい人、裏からコッソリ手を回してね。オークションは期間が短いからすぐ消えちゃうし。


おお、それからですね、実はワタクシ、12月に舞台に立つことになりました。
昔取った杵柄で、ほんの出来心で応募してみたら審査に通っちゃったの。
こちらです↓
http://festival-tokyo.jp/program/inferno/

アヴィニヨン国際演劇祭(カンヌの舞台版みたいなもの)で好評を博したイタリアの劇団が
今度東京にもやってくることになりまして、その現地エキストラです。
とはいえ、全上演時間の三分の一くらいは舞台上にいます。

「演劇」という言葉では括りきれないくらいスケールの大きな舞台よ。
どちらかというと「美術(アート)」かも。パフォーミング・アート。
御用とお急ぎでない&酔狂な方は、50人の中から私を見つけてみてください。

大昔のナレーションより、こっちのほうがいいよ、きっと。←結局宣伝
posted by ひそそか at 12:44| 東京 霧| Comment(16) | TrackBack(0) | 舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月19日

まぼろしの『どん!』

空がすっかり高くなって、秋ですね♪
先だって梅子の学校で運動会が行われました。

中1生の得点競技は・・・玉入れ。
えーっと、中学生ですよねえ。玉入れねえ。ふーん。。。

本番の数日前、彼女は言いました。
「白組(梅子達のチーム)の勝利に貢献するために、梅子は玉を投げない!」

へ????
「今日練習の時、梅子の投げた玉ぜーんぜん入らなかったの〜」


いや、だからって「投げない」ってー!
投げなきゃ入らないでしょーよ。宝くじが買わなきゃ当たらないように。

「梅子はカゴの下にいて、落ちた玉を後ろの人たちにどんどん送る役なの!
手(グー)
むふんっダッシュ(走り出すさま) むふんっダッシュ(走り出すさま) とたいした鼻息です。
なるほどねえ。
「玉入れだってさ、ただ投げりゃいいってもんじゃないんだからねっ。すごい作戦があるんだから!」

得意気に見せるプリント一枚。そこに書かれた「玉入れ必勝法」

いわく
*玉は必ず下投げで投げる
*一度に3〜4個の玉を持って、まとめて投げる
*ひとりで投げてはカゴの向こうに飛んでいってしまうので、みんなで一斉に投げる
(そうするとカゴの上で玉同士がぶつかり合って入りやすくなる)


へーほー。
さすがに中学生ともなると、ただやみくもに投げる小学生とは違うものなんですね。
白組の上級生から教わったのだそうです。他のチームに絶対教えちゃダメって(笑)

で、当日。
梅子達のクラスは圧倒的な強さを見せ、見事白組優勝の一助となりました。


いやぁ、懐かしいな。玉入れ。
私が高校生の時にもこの競技はあったんですよ。梅子たちの奥義を知っていればなぁ。

対戦は1年生 VS 2年生。その取り組みが終わったら3年生 VS 先生。
一学年405人いた学校ですから、それはそれは壮観でした。
1年2年の対戦なんて校庭に800人余の生徒達がひしめき、2つのカゴをめがけて
玉を投げまくるのですから。
3年と先生の対戦じゃ先生が圧倒的に不利だろうって?
ええ、まぁそりゃそうなんだけど。ちょっと違う意味で不利。

3年生が先生を相手に行うのは「玉入れ」じゃなくて「玉ぶつけ」だったのです。
目指すはカゴではなく、3年間お世話になった恩師ですの。おほほ。
競技開始のホイッスルと同時に雄叫びを挙げて405人の女子が先生方に襲いかかるんですの。
逃げまどう先生もおられれば、群れる生徒達を相手に雄々しく応戦する先生もいらっしゃいました。
人気のある先生ほど、たくさん玉をぶつけられるというのもお約束のようなもの。
この日だけの、卒業を半年後に控えた3年生の特権。内申書なんてコワクナーイ。

おっと、思わず遠い目になってしまった。

梅子たちの運動会の面白いところは、玉入れをはじめとして綱引きやムカデ競争など
チームワークの良し悪しが勝敗の要因となる種目が得点競技であるということです。
もちろん徒競走やリレーもあるのですが、それらは得点とは無関係。
個人の運動能力の高さがそのまま勝敗に結びつくのではないところが
なかなかオツな趣向であることよ、と思いました。

50年以上も続いてきた伝統の演技や、高3生が音楽から振付まで全てを自分たちの手で
創りあげた演技には思わず胸が熱くなったりして。
演技を終えて泣きじゃくりながら退場する高3生に思わずもらい泣き。←5年後どうなる?

で、運動会が終わった途端の今週末には文化祭・・・のはずだったんだけど。
なんと「新型インフル感染拡大防止のため一般公開中止」の報が日中入り、
さらに夜には「吹奏楽部は25日まで出校停止」の連絡が!!

うっそー!!!
この日のために猛練習に励んできましたのにー!!
梅子の初舞台でしたのにー!!

「梅子ね、『ラデツキー行進曲』で大太鼓やらせてもらえることになったのるんるん
「へー、よかったね〜」
「ソロがあるの〜〜〜」
「すごいじゃない!どんなソロ?」
「ちゃらら ちゃらら ちゃんららーら ちゃらちゃらちゃんちゃんちゃん どん!
どんっ(衝撃)
「えーと・・・もしかして、そのどん!がソロ?」
「このどん!がすっごい大事だって先生も先輩も言ってたよっっ」

「そ、そうよねえ、すっごい大事よね・・・たらーっ(汗)

あーん、この『どん!』を聴くのを私だって楽しみにしていたのに。
でももっと楽しみにしていたのは、ほかでもない梅子。
さんざっぱら仲間や先輩とメールのやりとりをしたり電話で喋ったりして
怒ったり嘆いたりしておりました。

「可哀相にねえ」
「うん…でも、高2の先輩がいちばん可哀相。文化祭のステージを最後に引退だったのに。すっごい燃えてたのに。ぅわーん、せんぱーい!きっとすっごくすっごく哀しいと思うよ〜〜〜もうやだ〜(悲しい顔)

梅子達も毎日遅くまで残ってプログラムを作っていました。
会場のセッティング作業が遅いと怒られ、お説教が長引いてピアノに行けなかった日もありました。
今日は朝の8時から夕方6時まで、たった一時間休憩しただけでずっと練習していたのに。
インフルめーーーー!!!

「プログラム、もんのすごくたくさん作ったのどーするんだろ?資源の無駄だーーー
むかっ(怒り)

なんとなく怒りの方向がとんちんかんなような気も・・・

「あっ!文化祭が終わってから引退する先輩に渡すカードに『文化祭で一緒に演奏できて嬉しかったです』って書いちゃったよ。どうしよう〜〜〜〜〜〜がく〜(落胆した顔)

げげっ。20枚くらい書いてましたよ。
じゃあ出校停止期間に頑張って書き直しじゃな。


*******************************************
訂正いたします。
ひそそか高校時代の「玉ぶつけ」の件。
一晩寝て思い出しました。405人×2学年がそのまま全員参加したわけではなかったことを。
さすがにそれはないわ。いくらなんでも〜(笑)
確か選抜選手が参加していたように思います。それでもかなりの人数だったけど。
そして3年生だけは、「ピー!」という開始合図と共に観覧席にいた生徒達も飛び出し
それこそ全員一丸となって先生方を追い回していたのでした。
ええ、もちろん玉の色なんて構いやしませんて。
赤だろうが白だろうが、そこらへんに落ちている玉を奪い合ってぶん投げておりましたとも。

posted by ひそそか at 00:36| 東京 曇り| Comment(17) | TrackBack(0) | 梅子ったら! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月26日

越後妻有09〜屋外編

毎日梅子と一緒に遊んでいて、なかなか続きをアップできませんがな。
昨日やっとこさっとこ宿題が終わったそうです♪
「英語も?英語も終わったの?」
「終わったよ〜♪『おやゆびひめ』クソ簡単(←なんという言葉を使うんですの?!)だったよ」

「それ、全部暗記しちゃえば?ママは中学生の頃『リンカーン』覚えたわよ。リンカーンはね、とっても正直者で子どもの時に“honest Abe”って呼ばれていたの」
「“おねすとえいぶ”?それって“アダムとイブ”みたいなもの?」

「・・・・・
たらーっ(汗)

いや、“オネスエイブ”じゃないからーーー!!!って、オネスってだれやねん
そういえばクラスメートの阿部くん、この教材やってから「オネスト阿部」って呼ばれてたっけ。

とまあ、どうでもいいことを私に思い出させた挙げ句、マスクを持って部活に出かけていきました。
(ついに吹奏楽部でトンフル罹患者発生したのだっ)

さて、徐々に薄れてきた記憶を掘り起こして、大地の芸術祭屋外編いきまーす。

日曜美術館でも紹介されていた「車座おにぎり」、知ってはいましたがまさか出会えるとは!
土曜日の午後に松代能舞台近辺をうろうろしていたら、おにぎりマークの幟はっけーん♪
車座おにぎり1.jpg 車座おにぎりムッシュ.jpg
軽トラの荷台にとりどりのおにぎり、そしてお漬物。
エプロン姿のおかあさんが「さあ、どうぞどうぞ」と冷たい麦茶のコップを差し出してくださいました。
いつも思うのだけど、外で頬張るおにぎりってどうしてこんなに美味しいんでしょう!
両の掌でぎゅっぎゅっとにぎられたご飯粒の甘みが口いっぱいに広がります。
見たことのない野菜のお漬物。見た目は瓜っぽいんだけど食感が全然違うの。
繊維を食べている感じなの。すごくおいしい。
名前を教えてもらったんだけど早くも忘れました。アキラ君あたりが知ってるだろうか・・・?

見知らぬ人たちと「あの作品は見ましたか?」「あそこ面白かったですよ」と情報交換しながら
「草上の昼食」は賑わいます。同じイベントを楽しんでいる連帯感。
そうそう、作品の近くですれ違う人たちは互いに「こんにちはー」って挨拶を交わすんですよ。
ちょうど登山者がするみたいに。
で、ハイキングにはやっぱりおにぎりがつきものでしょう!(無理矢理)
車座おにぎり2.jpg
おもてなしにはお返しをしなくてはなりません。よく知らなかった私たちは心ばかりの金額を
器に入れてその場をあとにしてしまいましたが、なにもお金じゃなくてもよかったのね。
TVでは姜尚中さんが一生懸命歌ってましたもんね〜。
おし、次回までに何か芸を身につけておくぞ!!


ぐるぐるさんのアドバイスをきかずにゴム長を持って行かなかった私たちですが
ぬかるんだ山道も頑張って歩きました。
「あったあったー」と駐車場に車を停めて、山道の入り口に詰めているおばちゃんたちから
「これ持っていきな〜」とおせんべいやチョコレートをいただきます。
こういう温かさも今回すごく多かったの。回を重ねるごとにイベントが根付いている証ですね。

さて!と出発しようとして入り口で固まる私たち。
マジクマ注意.jpg ←凶暴すぎるどんっ(衝撃)
マジですかーーーー?! そういえば・・・
クマ注意.jpg
初日にキナーレでこんなありがたくない情報をゲットしたのだった。
本気で怖がる梅子が鈴を振る代わりに大声で歌い始めます。
「あるぅひ〜 もりのなっか〜 くまさんに〜 でああった〜るんるん
だから出会っちゃ困るんだってば!!
「クマだって人間が怖いんだから、もし会っちゃっても目を合わさないで知らんぷりしてればいいのよ」
「ホント〜?」
「だから死んだふりも効果あるのよ。『危害は加えません』の意思表示みたいなもんだから」
「なるほどなー。それでも襲いかかってきたらどうしたらいいんですか?」
「ぐっ・・・ た、たたかう!!
パンチ
はっはっはっは! ←ムッシュと梅子がゲラゲラ笑いやがるのよー。ぷんぷん。
「なんで逃げないの〜?」
「ひそそかちゃんらしいなー」
うるさいわーい!売られた喧嘩は買わねばならぬのじゃ。それが女の心意気ってもんじゃ。
小熊ならなんとかなるよ、たぶん。。。

そんなこんなでクマの出現を身構えながら山を登ること15分。ようやく辿り着いたのが、ここ。
目1.jpg 目2.jpg
日曜美術館でも取り上げられていましたね。
作家が「うーん、完璧。キレイ〜〜〜ぴかぴか(新しい)と喜んでいたけれど、私たちの感想はどちらかというと
「キレイ」というより「コワイ」。
深閑とした人気のない森の中で360度ぐるりと取り囲む目目目目目・・・
「世間の目」とか「人目を憚る」とかいう言い回しがあるでしょ?
日本人って「他者の目」に対する感覚がとりわけ強いように思います。
木々の中から光る目は人の目の形こそしているものの、それだけじゃない「何か」の存在を強くアピールしていました。
「山」の目、「木々」の目、「空」の目、「大地」の目、「森羅万象」の目。
それらに対する畏敬の念を強く揺すぶられ「コワイ」と感じたのかも。
「怖い」じゃなくて「懼い」あるいは「畏い」。

少し拓けた中央には、こんな「座」が。
目3:クマからの避難経路.jpg
おお、素晴らしい。「怖い」ほうのクマが出てきても、この縄ばしごを登って避難するざます!
カンダタごっこもできるざます!

さて、山の中を走り回っていると、時々目にしたのがこのカエルちゃんですよ♪
ゲロンパ.jpg
「ゲロンパくん」はお腹の中に刈った草を入れてやると、微生物によって堆肥を作り出してくれるってんだから見上げたヤツではありませんか。
越後からの帰り道ではゲロンパを大量に積んだトラックともすれ違いました。
コシヒカリの里にてゲロンパ増殖中。(笑)

その先の、これまた山奥の釣り堀には美しい風景がひらけていました。
風の砦1ムッシュ.jpg 風の砦1.jpg
絶対に観ようと思っていた杉浦康益さんの「風の砦」。期待を裏切らない作品でした。
土と火のコラボレーションが織りなす色彩の豊かさに惚れ惚れします。
風の砦2.jpg 風の砦ムッシュ.jpg
周囲の景観に見事に融け合って、しかも作品自体の存在感は強烈。パブリックアートのお手本みたい〜。
陶ブロック、なんと2000個もあるんですって。
この「数のパワー」とか「労力のパワー」に滅法弱いひそそかなのであった。
で、妻有ではそういう作品が多くて、だからこの芸術祭にハートを鷲掴みにされちゃうのよね。

作品と地元の人たちとの間にある一体感もそう。言ってみれば共犯関係みたいな。
それから大きな自然や廃屋の中で、作家が思いのままに表現活動できるのもいい。的外れないちゃもんつけるクライアントとかいないし。(笑)

ちょっと裏話になるのですが、作家一人あたりの予算ってびっくりするほど少ないんですって。
下手すれば持ち出しになっちゃうくらい。
それでも作家は喜んで引き受けるし、大きな満足を得るし、土地が気に入ってそのまま棲み着いちゃう人もいるらしい。
そういう、作家の気迫や喜びや満足を肌で感じられるのは、こりゃもう鑑賞者としては至福だったりもするのです。
なんたって舞台が素晴らしいですから。ヨーロッパでもドイツのミュンスターという街で10年に一度地方をあげての彫刻プロジェクトが行われていますが(そしてこのプロジェクトが妻有のヒントになっていることは想像に難くないのですが)、私は妻有に軍配を挙げましてよ。

あ、念のために今wikiで調べてみたら、ミュンスター彫刻プロジェクトのページが非常に面白かったので貼っておきます。
ミュンスター彫刻プロジェクト 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

特にここの部分↓

  ******************************************
  美術家にとっては、自分の作品作りを美術に縁のない人に説明し、できた作品と設置場所との
  関係が手厳しく評価されることで、自分の活動を客観的に見直す厳しい場となる。また、住民
  にとっても、住み慣れた町のことを外から来た作家や観客と話し合い、作品設置で一変した風
  景を見ることで自分の町に対する印象が 変化したり芸術の効果や存在理由を考えたり、積極
  的に町の将来のために活動したり町に誇りを持つきっかけになったりする。
  ******************************************


同じことが越後妻有にも言えると思うの。これぞアートのダイナミズムだー!

というわけで、今回あんまり写真がないのは
1 お天気が悪かったから(屋外作品はコースから外したものが多かった)
2 せっせと歩いていったのに、作品が期待はずれだったから(紹介する気にならなかった)
3 雨が降っていたので車から降りずに写真だけ撮ったから(ズルっこしてるようで紹介しにくい)
4 撮った写真が基準を大幅に下回る出来だったから(作品の印象をむしろ損なってはいけない)

清津峡トンネル美術館も行きましたけど、ええ、作品はなかなか良かったですけど、
その先の観光用トンネルは、わざわざ別料金500円を払って一時間近くもかけて往復するほどのものではないかな。
芸術祭が目的なら、その時間を他の作品を見るのに使うことをオススメします。
観光用トンネルは紅葉の季節がいいかもね。
と、ちょっと情報的なことを書いたところで、今日はここまで〜。
posted by ひそそか at 16:32| 東京 曇り| Comment(19) | TrackBack(0) | アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月18日

越後妻有09〜廃校編

棚田の重なる美しい風景を走り回っていると、お年寄りの姿が目立ちます。
若い人が本当に少ないの。
その影響でしょう、とにかく廃校が多いのです。

こんなに綺麗な小学校も、この春廃校になってしまいました。
清津峡小学校1.jpg
まだ新しいのにー!平成4年に新築したばかりなんですって。

入り口を入るといきなり吹き抜けホール。
清津峡小学校2.jpg 清津峡小学校4.jpg 清津峡小学校6.jpg
その周囲を教室が取り巻いているという、学校にしては斬新な設計です。
ああもったいない。この場所で学ぶのを楽しみにしていた子だっていたでしょうに。

開催されていたのは富山妙子さんの回顧展。会場ではシンポジウムの真っ最中でした。
中央に静かに座っていらっしゃるその姿はとても上品なおばあちゃんといった印象。
しかし穏やかそうなその見かけとは裏腹に、戦争責任・炭坑・第三世界といった重いテーマの作品を生み出す作家です。
そしてテーマの重さとは裏腹の、美しい作品たち。
清津峡小学校5.jpg 清津峡小学校3.jpg
どこかで見たことがあると思ったら、以前韓国のビエンナーレに特別招待出品されていました。
時代から、歴史から目を背けることなく表現し、問いを発し続ける作家魂。

前夜食事したお寿司屋さんで「9日かけて全部の作品を見た」という強者と隣り合わせ
「オススメ教えて〜」とおねだりしたら「清津峡小学校は是非!」と教えてくれたの。
寡黙な方で、あまり話してくれなかったんだけど、帰り際にぼそっと呟くように。
それが逆に妙に強烈で「行かなきゃ」って気になったのですけど、行ってよかった。
88歳とは思えぬ精力的なお仕事の数々、そして作家の抱えてきた歴史に圧倒された会場でした。


今春閉校した小学校もうひとつ。
ここでは東京藝大のメンバー(作家や学生)が地域住民とのコラボで芸術活動を展開しようという試みが行われています。題して「克雪ダイナモアートプロジェクト」。
ダイナモ2.jpg ダイナモ7.jpg
階段の壁の割れ目から芽吹いた色鮮やかな花。
ダイナモ1.jpg
天井から垂れ下がる野の花。
ダイナモ3.jpg ダイナモ4.jpg
来客用スリッパはうさぎにされました。
ダイナモ5.jpg ダイナモ6.jpg
地域住民とのコラボ作品はヴィデオやプロジェクターを使った作品も面白かったのですけど
写真ではお伝えできなくて残念。是非現地へ足をお運び下さい。(笑)

そうそう、ここは校舎の裏側に古墳や遺跡があったのだ!
人の背丈ほどの高さの小さな古墳でしたが、上れるようになっていたので梅子が上ったり降りたりしていました。
「あのさ、これ一応お墓だってわかってるよね?」
「ぎあ!!!がく〜(落胆した顔)あせあせ(飛び散る汗)


「こんなところに人が住んでる〜!」と驚くような山の中に集落があったりするのですが
ここ真田小学校も緑豊かな自然の中にあります。
学校の前には巨大バッタ。水を受けてガッコン!と動く鹿威し仕様なり。
真田小バッタ1.jpg 真田小バッタ2.jpg
これならクマ除けにもなりそう。(笑)

閉校時の児童数は僅か3人。その最後の落書きが残されていました。
「しんのすけ 28才」って先生?
真田小落書き1.jpg 真田小落書き.jpg

ここがなくなって、彼らはもっと遠い学校まで通学しなければならなくなったでしょう。
冬場は本当に大変でしょうね。すんごい根性つきそう。
学力よりも大事よ、ゆか、ゆうき、けんた、ファイトー!

彼らが去った学校は、絵本作家田島征三さんによる「絵本と木の実の美術館」になっていました。
おお、この人の絵本、一学期の読み聞かせで一年生に大好評だったのだ。
ご本人がいらしたので一冊購入してサインしていただいちゃった。
二学期が始まったら子ども達に見せびらかしてやるとしよう。へっへっへ。

絵本の世界から抜け出してきたようなカラフルな作品たち。
絵本館.jpg
賑やかな子どもの声までが聞こえてきそうです。

カフェがまたお洒落なの。椅子やテーブルは教室の備品をリメイクしたんですって。
絵本館カフェムッシュ.jpg
カウンターの中でかいがいしく立ち働くお母さんも、昔の卒業生だったのかしら。


前回行きそびれてしまったので、今年は是非観たかったのが日比野克彦さんの「明後日新聞社文化事業部」
場所は莇平小学校です。「スケベしょうがっこう〜!」と喜んでいるのはダレですかー!!
(答え:わたし)
「あざみひら」ですからね、いいですか?
素敵なTシャツ(新聞社のユニフォーム)を着た若者に「そう言う人って多くない?」と訊いたら「ええ」と笑っていました。やっぱりね。
「編集室」にばかでかい扇風機があって「うわー、これいいですね」と褒めてみたのですが
「見つけたときは『これだ!』と大喜びして買ったんですけど、使い物にならないんですよ。パワー強すぎて、そこらじゅうのものみんな吹き飛ばしちゃって・・・たらーっ(汗)
扇風機じゃなくて籾殻を吹き飛ばすメカ農具なのだそうです。台風台風台風
使えないただのオブジェとしては嵩張りすぎ。気の毒〜。

ここの主要業務は夏の定番、朝顔の栽培です。この朝顔がまたハンパない勢いで伸びてるの!
明後日新聞社ムッシュ.jpg
なんたって2階の教室の前につぼみがあるんだから。
長い心棒さえ立ててやれば天までも届かんというくらいの勢いです。
豆じゃなくてもいいよ、朝顔で充分イケルよ!とジャックに教えてやりたい。

で、2階の窓から鑑賞者たちが思い思いに観察日記を書く場所がしつらえてありました。
明後日新聞社2.jpg 明後日新聞社3.jpg
ン十年ぶりに書いちゃったわ、朝顔日記なんて。

グリーンカーテンに覆われた校舎の前には緑のトンネルがあります。
これ、朝顔の花が咲いている早めの時間帯にくぐってみたいかも。
明後日新聞社緑のトンネル.jpg

松代「農舞台」内にある黒板教室へは今年も寄りました。
わざわざ紹介するつもりはなかったのですが、ボルトの世界新記念にアップしておきます。
黒板教室立派なお尻.jpg
北京の時にボルトの尻にやたらと感心していた青グリンちゃんへのサービス揺れるハート
ボルトに対抗できるくらい立派な梅子の尻でござんすよ。(笑)


最後に、すっごく観たかったのに行きそびれた作品に触れておきます。
オランダ在住の日本人ピアニスト向井山朋子さんの「Wasted」
http://www.echigo-tsumari.jp/2009/artworks/index.php?id=416

世界を巡回するプロジェクトの一環で、絹の衣服約1万枚を空間にインスタレーションする。参加者は衣服を受け取り、月経のときにパフォーマンスをする。その体験が、作家へフィードバックされ、次のコンサートへつながる。(大地の芸術祭ガイドブックより)

さらに詳しくはプロジェクトの公式サイトを。
http://www.wasted.nl/

この作品、インタラクティヴ好きな私は興味津々でなんとか時間を作りたかったのですけど
これだけがルートの中にうまく組み込めなくて、どうしても行けませんでした。

でね、じぷしぃさんが芸術祭回るってことだったから「もし時間があったら観てきて〜」
言ってみたら、ちゃんと写真送ってくださったの!
みなさんにも見ていただいていいよね?>じぷしぃさん
200908141323000.jpg 200908141324000.jpg 200908141324001.jpg 縦横がよくわかんないけど、まいっか。

同行のドビー氏によると「それまで見て回った作品の中で一番面白かった♪」そうです。
ぅわーん!やっぱり行けばよかった〜〜〜〜 ムキー!!
これから芸術祭にいらっしゃる方は是非お運びあれ。そして私を羨ましがらせてください。
じぷしぃさん、行って下さってありがとう。


あとね、廃校シリーズといえばなんといってもボルタンスキー&カルマンは欠かせません。
私は今回行かなかったけど、また3年前とは違った新たな試みもなされているようで
これも「見られなかった心残り」な作品のひとつ。
これから芸術祭にいらっしゃる方は・・・(以下略
posted by ひそそか at 13:10| 東京 晴れ| Comment(12) | TrackBack(0) | アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月14日

越後妻有09〜廃屋編その2

じぷしぃさんが明日妻有を回られるとのことですので、慌てて続編をあっぷあっぷあせあせ(飛び散る汗)

前回の芸術祭でご紹介した「脱皮する家」を覚えておいでの方もいらっしゃるでしょうか。
これこれ↓
脱皮する家:梁.jpg 脱皮する家:床の間.jpg
家全体を彫刻刀で彫りまくった日大芸術学部の力作です。
今回もまた足を運びました。いやー、何度見ても凄いわ。
そして今年は「脱皮する家」のすぐそばにもうひとつ日芸による作品が誕生しました。
「コロッケハウス」
コロッケハウスムッシュ.jpg コロッケハウス:洗濯機跡?.jpg コロッケハウス:柱.jpg
コンセプトは脱皮の真逆。つまりコロッケみたいに衣でくるんじゃえ!という発想ですね。
家のすみずみまで金属を吹き付けちゃいました。
床の間がまた洒落てるの。掛け軸が戸板ってー!
コロッケハウス:床の間.jpg
ご丁寧に下駄もコロッケ状ですよ。
コロッケハウス:下駄.jpg
学生たちを指導していらっしゃる彫刻家の鞍掛純一さんからお話を伺いました。
「いやー、なんかね、深遠なコンセプトとかそういうのより、もうやっちゃえ!っていう勢いなんだよね〜」

わはは。
コロッケハウスの前の畑がとっても綺麗だと言うと
コロッケハウス;イモ畑.jpg
「これね、カボチャとジャガイモ栽培してんの。コロッケ作ろうと思って」

わはは、わはは。
コロッケハウスの横のテントは何かと問えば
コロッケハウス:テント.jpg
「コロッケ揚げて振舞おうって企画があってね、でもこっちから言い出すんじゃなくて待ってたの。そしたらとうとう地元の人たちから『コロッケ揚げないんですか?やりましょうよ!』って声が挙がって、さっきあそこでコロッケパーティやったとこなんだよ」
わーははは、じらしプレイ大成功ってとこですね。
ちぇ、もうちょっと早く行くんだった。コロッケ食べたかったな。


前回に引き続き今年も訪れた廃屋がもうひとつ。
3年前の「小出の家」が、今回は「うつすいえ」として生まれかわっていました。
靴を脱いで一歩踏み込むと、足の下には満天の星空!
うつすいえ2.jpg
えっ?えっ?これどーなってんの?
ガラス張りの床下にライトが仕込んであるの?
と不思議がっていたら、「上を見てごらんよ」とムッシュ。
ああ、吹き抜けの天井から吊された星々が鏡面(?)の床に映し出されていたのでした。
2階からは正面にそれらを望むことができます。古民家の中の小宇宙。
うつすいえ.jpg
ちなみに前回の「小出の家」はこれ。
小出の家


「ほんとにこの道でいいのかな〜?」
と訝りながら、集落の奧へ奧へとずんどこ進んでいって
やっと見つけたのが酒百宏一さんの「みどりの部屋」
みどりの家2.jpg
部屋いっぱいに葉っぱが貼り付けてあるの。フロッタージュの葉っぱ。
窓際に据えてある机の上には色鉛筆と紙、そして木の葉が用意されています。
みどりの家ムッシュ.jpg みどりの家ムッシュ2.jpg左斜め上よその人
鑑賞者が思い思いに葉っぱを選び、色を選び、その形を写し取って貼り付けるという参加型プロジェクトです。
みどりの家1.jpg
フロッタージュなんて何年ぶりかしら。葉脈の美しさに改めて感動し、虫食い痕を面白がりながら写す作業の楽しいこと♪
ようやく出来上がったものを切り抜いて、さて貼ろうとしても場所がない!
仕方なく既に貼ってある葉っぱの上に重ねちゃいました。みなさん同じようにしているし。
みどりの家3.jpg
部屋の中も窓の外も葉っぱでいっぱい。いやはや、このあたりに生い茂る樹木の種類の多彩さに驚きました。
えーと、こういうのを森林の「極相」というのだと、確か梅子が受験勉強でやっていたような…

「みどりの部屋」を出たところで、この芸術祭の仕掛け人である北川フラム氏とばったり。
このあたりは他に作品がありませんから、彼はわざわざここを目指してきたのね。
きっと自分が貼り付けた葉っぱの上から誰かが貼っちゃってないか調査しにきたに違いない!(笑)


今回、どの作品を観るか、どういうルートを取るかはほとんど私が決めたのですが
ムッシュが「ここは見ておきたい」と主張したのが「BankART 妻有」です。
BankARTというのは横浜に拠点を置くグループで、彼らの活動は私もよく知っていますが
そのBankARTを中心に50人ほどの作家たちが参加して空き屋をリノベーションした作品なんだって。
玄関のドアベルが松本秋則さんによる竹のサウンドオブジェ(大好き!)だったり
お風呂がガラス張りで外からまる見えだったり、足湯の出来る小さなプールがあったり。
クッションや家具、テーブルクロスにいたるまで様々な作家の作品で構成されています。

でも…でも…実は私がこの家で一番ビックリしたのがインターネットが繋がっていること!
だってだって、ものすごいものすごい山奥なんですよー。
そこにパソコンがあって、スタッフが仕事してるんですよー!光フ●ッツおそるべし!!
スタッフはここに寝泊まりしているそうで、キッチンには新鮮な野菜がカゴに山盛りされていました。
「あのお風呂が気持ちいいんです」と指差した先には、おお、素晴らしい露天風呂。
みかんぐみ風呂ムッシュ.jpg
一瞬泊まってみたくなりましたが、クマが出たらイヤだ。そいつが入浴中の私を見て逃げ出したらもっとイヤだ。

そうそう、ここではかき氷をご馳走になりました。
でっかいかき氷製造器で、せっせと氷をかいたのは梅子です。
みかんぐみ1.jpg みかんぐみ2.jpg
あっという間に三人前が一丁上がりよ♪
みかんぐみ3.jpg
こういう生き生きとした遊び心が大好き。それに美味しかったし。


廃屋シリーズの最後は、廃業した歯科医院。
窓の外を見ると、いつの間にか雨が降り出しています。
「やーん、また降ってきちゃった〜」と思う間もなく雷鳴が轟き始め
あっという間に車軸のような雨がガラスを激しく叩くほどに。
どんどん近づく雷鳴、稲光。窓の外が薄暗くなってきます。

小さな子ども達が走り込んできて
「こわくなーい、こわくないんだもーん!」と怒鳴っているのが可愛かった。(笑)
ぴかっ雷 ばりばりばりどーんどんっ(衝撃)どんっ(衝撃)どんっ(衝撃) ←コワイよーあせあせ(飛び散る汗)

実はこれが作品なのです。作品名「ストーム・ルーム」
カナダとドイツの作家がコラボレーションして、見事に日本の夕立を再現しました。
雷鳴に合わせて窓ガラスをビリビリ震わせたり、蛍光灯を明滅させたりと芸が細かい。
雨漏りまでさせて、それを金だらいで受けてるし。

私たちが行った時は、本物のお天気も時折雨模様だったのですけど
これ、ピッカピカに晴れた日に鑑賞したらより一層面白かったんじゃないかしら。
だけどぐずついたお天気でも充分に楽しめましたよ。
どれくらい面白かったかというと、写真撮るの忘れちゃったくらい。。。

この日あちこちで一緒になった長岡から観に来たというご夫婦の、奥さまが教えてくれました。
「新潟では雪が降り出す前にしばらくこういうお天気が続くんです。夏の雷のほかに冬の雷もあるの。本当にこんな感じのお天気なんですよ」

うわー、このものすごい雨が、気温が下がると全部雪になって降るってわけか。
十日町界隈って、人が住んでいる地域としては世界一の積雪量だってご存知でした?


廃屋シリーズはひとまずこれまで。
このあと廃校シリーズ、屋外展示シリーズへと続きます。
posted by ひそそか at 01:09| 東京 雨| Comment(15) | TrackBack(0) | アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月11日

越後妻有09〜廃屋編その1

というわけで、行ってきました「大地の芸術祭」。
ムッシュの仕事の都合で、現地入りできたのが木曜の夕刻になってしまいました。
作品のほとんどが5時には展示終了してしまいますので、この日はもう無理。
とりあえず十日町市内のメイン会場である「キナーレ」に足を運びます。
ここなら時間を過ぎても観られる作品もあるし、何か情報を得られるかもしれないし。

えーと・・・  んんっっ!!どんっ(衝撃)

クマ注意.jpg

ひいいぃぃ〜〜 ぶ、物騒な!あせあせ(飛び散る汗)
そんなこと言われたって、なにをどう注意すればいいのさ。

会場の中央には吹き抜けがあり、水が湛えてあって涼しげです。
そこに木のアーチのようなものがいくつも立っていました。そう、早速作品一号ですよ♪

こちらは武蔵野大学の学生さんによる参加型の作品。説明するよりも画像をご覧いただくほうがわかりやすいかも。
願いごと.jpg
短冊に切った紙に願い事を書いてから木のキューブに詰め込み
願いを詰める.jpg
お遍路さんみたいなコスプレしてざんぶざんぶと水の中を歩き
いざゆかん.jpg 目的地接近中.jpg
会場中央に置いてくる・・・というものでした。
箱を置く.jpg
梅子の願い事は「太鼓の達人になる!」
いや…それって「お願い」じゃなくて「宣言」だから。

ちなみに二人がかぶっている菅笠、芸術祭グッズショップでも1200円で売られていました。
http://www.echigo-tsumari.jp/2009/artworks/index.php?id=510
紫外線も雨も防げるし、ちょっとお洒落でいいかも!
とっても欲しかったのですけど、梅子に阻止されてしまった。なんでさー?
それじゃってんで、頭のてっぺんにお花がいくつも咲いている帽子を買おうとしたら
マジ涙目で「やめて!」って怒られました。なんでさなんでさ???


さて、買い物に来たわけではありませんから、翌日からは真面目に回りますよ。
今回は何を置いても真っ先に観たい作品があるのです。

以前私が横浜の山下公園に「人」を作りに行ったことを覚えておいででしょうか?
「ONE FOR ALL」
あの時のゴームリーが、今年は越後妻有に参加しました。
実は先月末のムッシュの新潟出張というのは、彼の作品展示作業のお手伝いのため。
さあ、渾身の大傑作をご覧下さいませ♪ どん!!
ゴームリー1.jpg

・・・・この写真じゃ何が何だかわかりませんよね。。。
タイトルは「もうひとつの特異点」
廃屋の中いっぱいにテンションをかけたゴムが張り巡らせてあります。
ゴームリー2.jpg
よーくよーく見ると、密度の高いところに人体の形が見えるはず。
天体観測をするように、床に寝っ転がって見上げるとわかりやすいの。
え?まだわからない?それじゃムッシュがご協力いたしましょう。
ゴームリー3.jpg
背中を下に、両腕を拡げて脚を上にあげた人体像がなんとなく浮かび上がりませんか?

ゴームリーは展示にあたって、古民家の中の家具から建具から壁にいたるまで、それはもうありとあらゆるものを綺麗さっぱり排除しました。いやね、廃屋に残された生活道具や農具って妙に魅力的なんです。だってそれだけですでにアートの力を有していたりするのですから。外国人の目から見れば、それらは私たち以上に魅力的に見えることだってあるかもしれません。
そういうものを一切合切取り払って建物の構造をむき出しにした、そのゴームリーの潔さが見事でした。夾雑物を捨て去ったところに改めて立ち上がる建築構造の存在感の圧倒的なことといったら!

タイトルにある「特異点」とは宇宙の起源を意味するのだそうです。巡らされた梁以外には何もない空間は、この作品にいかにも似つかわしい神秘性を漂わせていました。


ゴームリーの作品のすぐ近くにあったのがこれ、「うかのめ」
うかのめ1.jpg うかのめ2.jpg うかのめ3.jpg
白い筋、なんだと思いますか?
え?わからない?それでは今度は梅子が携帯で撮った写真をご覧下さい。
梅子のうかのめ.jpg
そう、お米なんです。この筋の一本一本にお米がくっついてるの。
コンセプトは非常にわかりやすいです。米どころ妻有に捧げる作家のオマージュのようなものを感じます。が、そんなことはどうでもいいの。これがもう有無を言わせぬくらい美しい空間を作っているのです。
窓から射し込む光。微妙に震えるような米粒の筋。
ゴームリーとは対照的に、こちらは囲炉裏跡、床の間、生活道具などが残され、積極的に利用されています。
「うかのめ(稲魂女)」って食物をつかさどる神様なんですって。自然と人の営みの記憶を作家の掌の中で大切に大切に温めて生まれてきた作品のように思えました。

鑑賞後に靴を履きながら
「これ、1個1個くっつけるのって大変よね。糸に糊を塗っておいて、お米の中をびょーっとのたくらせて一気につけるのかしらね」と話していたら、入り口に座っていた綺麗なおねえさんが教えてくれました。
「それだとお米の向きが一定にならないので、予め溝にお米を並べておく方法をとったんです」
「へー、なるほどね〜」
「最初はひとつずつ接着してたんですけどね(笑)」

「もしかして作家の方ですか?」
「はい」
んまー!んまー!このうらわかき大和撫子が?
とっても美人さんです。会期中は現地にいらっしゃることが多いそうです。男性陣必見ですよ!(笑)

この調子だと作品をいくつもご紹介できませんから、どんどんいきましょう。
今回は廃屋を利用したインスタレーションが力作揃いでした。

彦坂尚嘉さんによる「フロアーイベント2009」
切り株ハウスムッシュ.jpg
もうひとつ彦坂さん絡みで東京都市大学手塚貴晴研究室とのコラボ「黎の家」
黎の家.jpg 黎の家2.jpg 黎の家1.jpg 
真っ黒な空間が迫力満点です。今週はここがイタリアンレストランになるそうですよ。
っくー、食べてみたかったわ。残念。

行武治美さんの「再構築」は2006年の作品ですが、今回初めて行きました。
ミラーハウスムッシュ.jpg ミラーハウス2.jpg
緑の中に佇む小さな家は、数千枚にも及ぶ丸い鏡でびっしりと覆われています。
森を映し、空と雲を映すその姿の美しいこと!
これ、屋根がなかったら風景に同化しきって見つけられないんじゃないかしら?

ムッシュと梅子を並べて記念撮影をしようとしたところ。
ミラーハウス3.jpg
娘があまりに大きいので、背伸びしているのではと疑うムッシュ。
ヤバイ、脚の長さ変わらない〜(笑)


さて、トリエンナーレ会場地域の一角に和紙の里がありました。
そこで作られている「伊沢和紙」を使ったインスタレーションが、これ。
和紙の家1.jpg 和紙の家2.jpg 撮影ひそそか(IXY)
和紙の家ムッシュ.jpg 撮影:ムッシュ(Lumix)

まるで迷路のような和紙の森を通り抜けるときにふと感じる温もり、いいな。
作家の中村敬さんが、地元の和紙職人との共同作業で創り上げたのだそうです。
すっかり埋もれかけていた地場産業に再び光を当てるべく、職人さんは作家の難しい注文にも応えて頑張ったとか。妻有のアートにはこういったストーリーを持つものが多く、それを会場に詰めているボランティアが熱く語ってくれたりするところも大きな魅力のひとつだと感じます。
今週末にはこの和紙であかりをつくろうというワークショップも開催されますよ。
和紙の家灯り.jpg
いらっしゃるなら日曜の午後が狙い目かも。

妻有のいたるところに点在する廃屋アート。
お米でしょ、材木でしょ、鏡に和紙に・・・まだまだありまっせ。

今度はシルクです。古巻和芳+夜闕H房による「繭の家─養蚕プロジェクト」
「あちーよあちーよ」と弱音を吐きながら辿り着いた私たちに、地元のおばあちゃんとおかみさんが冷たい麦茶を振舞ってくださいました。
作品のある2階へあがると、シャカシャカシャカシャカという音が響いています。
上州で生まれ育った私にはわかる。これはお蚕が桑の葉を食べるときに出す音よ。
繭の家1.jpg
その音と連動して、壁面いっぱいの繭玉が明滅します。とっても綺麗。
前に据えてある行李の重い蓋を持ち上げれば光が溢れ出し、中には眩いばかりの光沢を放つ絹糸が横たわっているの。まるでお伽噺のワンシーンのよう。
繭の家2.jpg
写真に撮れなかったのですが、床には小さな穴が開いています。
寝そべって覗くと、穴の向こうに拡がるのはこの集落を俯瞰したパノラマ風景。雪景色。
亡くなったこの家のおばあちゃんが空の上から故郷を眺める、その視線を追体験できるというわけです。

対面の小さな窓から洩れ入る光。吊された繭玉の美しさ。
繭の家3.jpg

廃屋プロジェクトはまだまだありますが、今日は力尽きました。。。
これからまたアイロン掛けなくちゃなんだもん。シクシク。
posted by ひそそか at 23:27| 東京 不明| Comment(8) | TrackBack(0) | アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月10日

アレは三年前〜越後妻有序章

「去年来たときはさ〜」
「ここって去年よりもっと…」
「去年もあった作品よね」

思わず口にしてから「じゃない、3年前だ!」と訂正していました。

「やーだわ。わかってんのについつい『去年』って言っちゃうわ〜」

「そのあたりの人たちもみんな『去年』って言ってるよ」

じゃあもういいや、「3年前」だろうが「去年」だろうが。
“大地の芸術祭”シリーズで私が「去年」って書いてたら「3年前」に変換してくださいね。

で、去年は思いっきり晴れていてクラクラするほど暑かったんですけどね晴れ
今回はお天気悪かったの。雨が降ったり止んだり曇り雨小雨 足元ぐじゃぐじゃ。
「これは真っ青な空の下で見たらさぞ綺麗だろうな」と思う作品もあったり。
車の外側も内側もドロドロ。

それでも、雨がちな空模様ならではの楽しみもありました。

そうそ、日やけの心配もなかったし♪

日やけといえば!!
妻有に出かける前日、荷造りをしていた時の話ですけど。。。

「梅子ー!こないだ新しく買った日焼け止め持って行くから出して〜」
「はい、ママ」
「ええっっ?? アナタこれ塗ってたの?軽井沢の自然教室で?」
「うん♪」
「年増園のプールでも?」

「そうだけど?」

だーーーっ、どうりで真っ黒に日焼けしているワケですよっっ。
おかしいと思ったのよ。面倒がって日焼け止め塗らなかったんじゃないかって疑ってたのよ。

「ちゃんとしっかり塗ってたよっっ」←疑われていると思っている
「そうか・・・えらかったね。って、アンタこれ日焼け止めじゃないじゃーん!」
「日焼け止めだよう!ママが新しく買ってくれたのにオマケでついてたんだってば」

「なるほどねぇ…じゃあここになんて書いてあるか読んでごらんよ」
「んーと 日焼け止め用クレンジングジェル・・・」

「梅ちゃん、ずっとこれを塗りたくっていたの?」
「うん・・・・」
「これで日やけを防げると思ってたの?」
「・・・うん・・・」
「なんで本体じゃなくてコレ?」

「中身同じだと思ったの。小さいからかさばらなくていいかなって…」


だーっ、このあんぽんたんめ。ちゃんと確認しろーパンチ

は?そんなどうでもいい話書いてないでさっさと芸術祭のレポートしろって?
デジカメのバッテリーチャージ中で、まだ写真整理ができてないのです。
そのうちボチボチはじめますね。

うー、それにしても帰ってきても天気悪い。
4日×3人=のべ12日分の洗濯物・・・しかもドロドロ。しかも水着まであるし。

はぅあー・・・・もうやだ〜(悲しい顔)

とりあえず、無事戻りました旨のご報告まで。

3年前の妻有シリーズはこちら
posted by ひそそか at 11:05| 東京 雨| Comment(10) | TrackBack(0) | 梅子ったら! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月04日

タイたい

あっという間に8月も4日?!
ロンドンから戻ったムッシュは翌日から新潟出張。
帰ってきたと思ったら入れ替わりに梅子が軽井沢。
梅子が帰京した翌日から私が実家。
一昨日戻ってきたんだけど、今日からムッシュがまた出張。

ええ、なにが大変って、数日おきに誰かが洗濯物の山を持ち帰るのです。
そのうち一名は私ですが・・・
毎日ぐずついたお天気が続いて、空模様を眺めながら洗濯物を出したり入れたり。
ああもー!!
記録的な日照不足、農作物が心配です。
母の笑子も言っていました。
「梅ちゃんには何も心配することないけど、ただひとつ食糧難だけが心配よ…」

そ、そうですか。確かに梅子は食いしん坊ですけど、食糧難が心配なのは梅子に限った話ではないと思うぞ。
それに梅子に関しての心配事は、他にも山のように・・・(汗)

そういや食べ盛りの梅子、私が帰省中に部活のある日があり、ついに初めて一人でお弁当を作りました。
出る前に一応指南だけはしておいたのですけどね。
「ここに冷食があるから、唐揚げでもハンバーグでもシュウマイでも好きなものをチンして入れなさい。何分チンしたらいいかは袋に書いてあるからよく見るのよ。プチトマトと、それからひとくちモッツァレラも買ってあるからね〜。緑のものが欲しかったらキューリでも切っとけ」
「うんっ、梅子がんばる〜〜〜〜手(グー)

そして前夜、梅子から実家の私に携帯メールが入りました。mail to

「ママ〜、炊飯器のご飯食べちゃったんだけど、明日のお弁当のご飯炊かなきゃダメ?」


ダメに決まっとるやろ!そんなこと訊くなやー!!パンチ

内心の声を押し殺して、優しく返信。mail to

「明日は日曜日でパパがお昼ご飯をおうちで食べるから、2合くらい炊いておいて。タイマー設定のやり方はパパから教わって、朝炊きあがるようにしておくのよ。お弁当できたら写メしてね〜」

そして翌朝。早起きして頑張った梅子から写メが届きました。

「できたじょー手(チョキ)アンパンマンポテト焦がしちゃった・・・もうやだ〜(悲しい顔)

梅子弁当.jpg

スッカスカ〜〜〜!(爆)
普段の量の半分以下です。おにぎりだっていつもは2個なのに。
アンパンマンポテトは5分間チンしたら炭化したそうです。なんで5分も?!

これでもこの夏は家庭科強化月間なんですよ。
あまりにもなんにもできなすぎるから、休みに入って毎日一品ずつお料理指導を始めたの。
お味噌汁、ポテトサラダ、チキンの照り焼き・・・
野菜の洗い方、皮のむき方、調味料の使い方、包丁やまな板や鍋の扱い方…etc.
ちょっとした簡単なコツとか、伝えるコトっていろいろあるんですね。
つか、マジで梅子ってばなんにも知らんしっむかっ(怒り)
小学校の家庭科でなに教わってたんだよぅ。(責任転嫁)
いろいろ大変ですけど、修行修行。親も子も。

しかしなぁ〜 10日間頑張った挙げ句が、アンパンマンポテト5分間チン♪ってー。
一応返信メールではおだてておきましたけどね。
「梅ちゃんすごいぴかぴか(新しい)よくやった!お見事!おいしそ〜ハートたち(複数ハート)(疲)

まあそんなこんなで珍しく一家3人が揃った日曜の夜。
ムッシュがTVでゴルフを見ていました。
「全英オープンで宮里藍がトップタイ!」と大騒ぎ演劇

「ねえねえ、“タイ”ってなぁに?博多弁?」


うっ・・・・
梅子に教えること多すぎ。。。
posted by ひそそか at 14:33| 東京 雨| Comment(10) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月24日

親の背を見て育ち中

部活のない日にお友達とお出かけするのだと、朝から梅子がバタバタしていました。

「ママー、なに着ていこう?」


おほっ、久々に聞いたこのセリフ。
もうね、中学生になって何が嬉しいって、毎朝着るもののことで喧嘩しなくなったこと。

「はうー、なんでもいんじゃない?」(←デートじゃないから投げやり)

タンスからジーパンをひっぱりだして、ゴソゴソ穿いています。

「ママー、上はどれがいいと思う?」

「あなた抽斗いっぱいTシャツ持ってんだから、好きなの着ていけば…
 んん?そのカッコ可愛いかも〜♪」

        パジャマン.jpg
あはは、半分パジャマです。こないだ買ったばっかりのパジャマ。前夜おろしたて。

「おおー、いいねいいね
るんるん 梅子チュニック欲しかったんだ〜。うん、このカッコで行こう!」

ちょとまてーーー!!! 

冗談だってば。いくらなんでもパジャマで外に出ちゃまずいでしょ。
へ?そこのアナタ、今「オマエが言うな!」と突っ込みましたね突っ込みましたね?

「だーいじょーぶ、パジャマだってわかんないよ〜
揺れるハート
ええと〜、少し前に誰かが言ってたのと同じことを言ってます・・・たらーっ(汗)

でもさぁ、私のは2年くらい前のパジャマだったけど、梅子のは買ったばかり。
今まさにワ○ールの売場に並んでいる現役ですよ。
ATSUKO MATANOのコーナーで、マネキンが着てでーん!と。。。

「悪いことは言わないからやめておきなさい。絶対『パジャマ着てる子がいるー!』ってわかる人いるから!」

「わかったっていいよ〜。いってきまーすダッシュ(走り出すさま)ダッシュ(走り出すさま)


ああ、わかりましたよもう…反省します。パジャマで駅に走った私が悪うございました。
posted by ひそそか at 18:25| 東京 曇り| Comment(18) | TrackBack(0) | 梅子ったら! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする